パラオホワイトクレイの研究 (製品の効果を表したものではありません)

【近畿大学薬学部教授・久保道徳、商品開発研究所所長・薬学博士・森浦俊次】

ミルキーウェイと呼ばれる古くからパラオで肌を癒す泥として愛されてきた純白のホワイトクレイ。 このホワイトクレイ伝説が、パラオ政府の協力のもと 近畿大学薬学部久保道徳教授グループとの 共同研究で科学的に証明されました。

パラオホワイトクレイの成分と安全性
成分的に有害なものが含まれていないかどうかの分析結果、ホワイトクレイには重金属、ヒ素、水銀は非検出、安全性に問題はないと考えられました。現在、様々な産地の海の泥などの海洋物が化粧品等に多く利用されています。海洋物には多くのミネラルが含まれているものが多いからです。ミネラルは細胞が正常な活動するために必要で、天然保湿因子(NMF)の組成としても重要です。

●マグネシウム7.00(mg/g)
●アルミニウム0.40(mg/g)
●ケイ素0.22(mg/g)
●リン0.70(mg/g)
●イオウ4.40(mg/g)
●カルシウム317.07(mg/g)
●ストロンチウム7.21(mg/g)
(分析:近畿大学薬学部)

ホワイトクレイはカルシウムやマグネシウムをはじめ、上記以外にもカリウムや塩素も微量ながら含んでいました。生体に必要な必須ミネラルを幅広くカバーしています。特に天然保湿因子の組成であるカルシウムやマグネシウムが豊富で、これらが肌をなめらかにする働きを担っていると思われます。

ホワイトクレイは化粧品への配合時、クレイそのものではなくエキスを抽出して用いております。日本食品分析センターによる、このエキス試験結果は以下、測定を依頼した病原菌や真菌類は陰性でした。

●ヒ素(Asとして)1.0 ppm(原子吸光光度法)
●鉛・検出せず(原子吸光光度法)
●一般細菌数(生菌数)・100g以下/g(SCDLP寒天平板培養法)
●大腸菌群数 陰性(30以下)/100g(MPN算出法)
●黄色ブドウ球菌数 陰性/10g(増菌培養法)
●緑膿菌 陰性/10g(増菌培養法)
●カビ数 陰性/0.1g(GPLP寒天平板培養法)
●酵母数 陰性/0.1g(GPLP寒天平板培養法)
上6項目:試験成績発行年月日-2003年2月14日、第203011826-001号 下2項目:試験成績発行年月日-2003年2月3日、第203011081-001,002号

さらに健常人ボランティア(24〜29歳の女性4名)によるパッチテストを行いました。ベースジェルにホワイトクレイエキスを混合、上腕内側へ0.5g塗布、パッチテスト用絆創膏で閉鎖、24時間後、塗布した皮膚の状態を観察しました。発赤、はれ、かゆみなどの異常は全く認められませんでした。

上記のように、ホワイトクレイはミネラル分が豊富で、安全性が高いことが明らかになりました。しかし、メラニン生成を抑える成分はミネラルでは説明がつきません。現在このメラニン生成を抑える成分の研究を、京都薬科大学・吉川雅之教授の研究室と共同で行っています。成分特定が出来れば、ホワイトクレイ誕生の謎も解明されるかもしれません。

 

 パラオホワイトクレイの美白効果
肌が黒くなるのは、日光や化学物質、摩擦などの刺激により黒色物質メラニンが作られるからです。黒色メラニンは、メラノサイトという細胞で作られます。メラノサイト細胞を培養液の中に入れ、37℃に保ち培養3日後、顕微鏡で覗くとメラノサイトが増えており、メラニンを作っているのが観察できます。美白作用を検討するときによく行われる実験ですが、実際にホワイトクレイエキスを培養液に入れ、メラノサイトがメラニンを作る働きに対する作用を検討してみました。結果、培養液にホワイトクレイエキスを入れなかったメラノサイトは左の写真のように黒色のメラニンをたくさん作っていることが観察されましたが、培養液にホワイトクレイエキスを入れておくとメラニンの生成は抑えられました(右)。この作用は、プラセンタエキスやビタミンCよりも強いことが分かりました。ホワイトクレイエキスには、美白効果のあることが確かめられました。

 

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ホワイトクレイありどうやってホワイトクレイはメラニンの生成を抑えたのでしょうか?
メラニンは、アミノ酸の一つチロシンからチロシナーゼという酵素が働いて作られます。チロシナーゼの働きを抑えるとメラニンは作られません。ホワイトクレイエキスは、チロシナーゼの働きを抑えた可能性があります。そこで、ホワイトクレイエキスのチロシナーゼに対する抑制作用を検討しました。

 

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結果、上のグラフのように、ホワイトクレイエキスは2 mg/mlの容量でチロシナーゼの活性を50%以上抑さえました。プラセンタエキスが同じ程度の抑えるには200 mg/mlの量でした。よって、試験管内の実験ではありますが、ホワイトクレイエキスのチロシナーゼ抑制効果はプラセンタエキスの約100倍強いといえます。さらにホワイトクレイエキスは、メラノサイトの培養の実験で細胞数を10%以上増やしていることが分かりました。即ち、ホワイトクレイは細胞の活性を強めながら、メラニンの生成だけを抑えていたことになります。肌には様々な働きを持つ細胞がたくさん集まっています。細胞の活性を高めながらメラニンの生成を抑えることはお肌にとって理想的な働きと言えるのです。

 


パラオホワイトクレイの保湿効果
肌のトラブルの原因で重要なものに乾燥があります。乾燥を防ぐことは、お肌を健康に保つ上で、最も基本的で重要なことです。そこで、ホワイトクレイの保湿効果を検討しました。 保湿効果の実験は、乾燥肌の人に協力していただきました。有効成分を全く含まないジェル(baseジェル)、ホワイトクレイエキスを0.1%添加したホワイトクレイ配合ジェル、プラセンタエキス配合ジェルを作成し、二の腕内側に0.02 mlを塗布し、皮膚の水分量をSKICON-200と言う機器を用いて測定しました。
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その結果、上のグラフにありますように、ホワイトクレイ配合ジェルは、プラセンタエキス配合ジェルと比較して水分増加量が高く、その効果は6時間後においても認められました。よって、ホワイトクレイには保湿効果が認められ、その作用はプラセンタエキスの効果よりも強いものであると言えます。

 

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